2008.11.29 「レストラン キノシタ ジビエを食らう」

前回の美味いワインで味をしめてしまい、二月連続での「キノシタ」

今回はシェフに頼んで、「おまかせ」に変わりはないのですが、「皿数減らして、一皿ポーションを大きくして、ジビエを食わせてください!」との注文を・・・・。

土曜日の忙しいさなかに面倒なことを言ってすみませんでしたzzz
それでもお腹いっぱーいになりました。

今回はジビエの中でも入門編の「鴨」「鹿」でワインを楽しみました。

アミューズは牡蠣などさっぱりだったので、グラスでシャンパーニュを。

そして、前菜が「蝦夷鹿のテリーヌ」・・・。ランチならこれでお腹いっぱいと言うほどのボリューム。ぬお〜厚さ何センチ?内臓や脂の味わいが深い味わいを作っております。やはり「毛系ジビエ」といえば「ローヌ」でしょう。ってことでチョイスしたのが、

ユセリのヌフが近年非常に評価されておりますが、これは本当に美味しかったです。じっくり樽で熟成されていて、果実の凝縮実が非常に印象的でした。熟したジャムのような味わいとスパイシーさが、鹿と絶妙にマッチし、美味しくいただけました。

二品目は「白子のポワレ」ソースがしっかりとした、トリュフのソースだったので、重めの白をチョイス。

さすがは良質ブルゴーニュの白は骨太ですね。素晴らしい!濃い黄金色から連想されたとおり、シャルドネと樽から来る強いバニラ香。美味いですね〜、味わいは重厚でほんのり心地よい柑橘の皮の様な苦味も。

メインは「鴨」
最初はサルミソースを希望しておりましたが、鴨の内臓の状態も良く、肉の熟成具合は若目だっため、ローストして、内臓を使ったソースに仕上げてもらいました。

肉以外の内臓も添えてあります。こてこてですが、やはり鴨ならブルゴーニュ赤を合わせたかったのでジュヴレの怪人と言われるPHILIPPE LECLERCのトップキュべの一つ

どしっとした味わいに1988にして、まだこれから?と思わせるような重厚な作り。鴨との相性もバッチリで最高のディナーとなりました。

いや〜何度言ってもワインがお得ですね。料理も手ごろなだけに、ワインにお金がかけられます。キノシタシェフのお人柄にまたまた感謝。皆満足なお食事でした。

あとはデザートを食べて、葉巻タイムとなったとさ。

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