ちょっと贅沢して「霞町すゑとみ」にて、「すっぽんづくし」を食してまいりました。
店主曰く、「絶対他には負けません!!」とのこと。
日本の食文化を食い歩いている末富さんですから、間違いないであろうと大人数で押しかけてまいりました。
まずは、
すっぽん茶碗蒸し
すっぽんのスープを張ったあつあつ茶碗蒸しの中に
は、河豚の白子が!
身体に優しくも、コクと濃厚さが楽しめる、スタートからこれだと、次からの期待度 が↑↑↑
八寸(くわい揚げ 余市アンキモ からすみ餅 海鼠腸海鼠)
内臓と卵の煮込み
内臓好きの私にはたまらない一品。簡単に言えば「もつ煮」 珍しい卵も食す事が出来、感無量です。
エンペラ唐揚
これまた珍しい、エンペラの唐揚。フルフルの食感と、唐揚の香ばしさがたまりません。
焼(肩 腰 首 首皮)
圧巻はここから↓
各部位共に美味いのだが、そもそもとして「焼すっぽん」など、どれほどの人が知っているのだろうか?
とにかく、美味い!!しまった繊維質、プルプルのコラーゲンと脂。香ばしい醤油ダレと絡み....悶絶は必死。
流石、すゑとみさんの技術と工夫と、宮内庁御用達のすっぽんのポテンシャル。美味くないわけが無いのである。
「焼すっぽん」にあわせたのは・・・・・ボルドー5大シャトーの一つ、「Chteau Haut Brion 1983」
1983という程よい熟成感と、こなれたタンニン。香ばしい醤油ダレと絡んだ、すっぽんの脂質と、しまった繊維質が最高のマリアージュを。
そして「まる鍋」
大人数でいっただけあり、すっぽんの旨味が「これでもか〜」と言うくらい出ている。さっぱりとしながらも、奥深い最高の味わい。
おまけに 香箱蟹をいただき(美味くないわけないですわ)
そしてメインの雑炊だ!
もう・・・・・。なんていったら良いのでしょうか??なんも言えねぇ〜(古)これはもう言葉が出ません。今までのも全部美味かったけど、これを食べるとこれまでのは前菜か?っと錯覚してしまう。
悔しいけど、美味すぎた。久々に感動した。言葉はいらない。
すっぽんは冬場から4月までとのこと・・・。食べてみるべし。