2009.4 Bordeaux 5大シャトーグッドヴィンテージを楽しむin Hiramatsu

今回は、フランスの名醸地「ボルドー」の最高峰「5大シャトーの至高の好ヴェンテー時一気飲み会」類稀なる贅沢な催しとなりました。

開催場所は、「やはり最高峰のワインを飲むためには、料理・サーヴィス共にふさわしいレストランで!」とのことで、店主の私の最も好きなお店の一つ「広尾 Reataurant Hiramatsu」にて社長自ら、このワインを飲むための特別肉メニューを考えていただき、開催することとなりました。

至高のヴィンテージ1982を含む、ロバートパーカー氏が100点評価をしたワインが3本も含まれております。

あまり、他人の評価を重要視しない私的には、氏がどのようなワインに評価をしているのかも楽しみでありました。

ワインの順番もソムリエにお任せして、お手並み拝見!と言ったところでしょうか!?

まずはアミューズのサブレ2種

乾杯と共に、乾いた喉を潤し、宴の開始となります。それと共にシャンパーニュ2本を抜栓。

1本目はDELAMOTTE Hiramatsuラベル2本目はKRUG Grand Cuvee。普段飲めば十分に贅沢なKRUGも、この日ばかりは刺身のツマw

そこへ、一品目の前菜・ポワローのデリス。アカシアの香るシャンパン風味 淡雪のようなトリュフ風味の
ムースと共に。トロッとしたポワローが空腹に優しくタッチし、ヴィネグレットの酸味が更に食欲を増進させる。トリュフのムースがほのかに鼻腔を刺激し、なんとも言えず幸せな前菜となりました。

1本目のワインを抜栓

CH.Margaux 1990(PP100点!)

一発目からこれか・・・・・・。

5本目にたどり着くまで、私は正常な舌で味わい続けることができるのだろうか??

90と言うことで、むしろ力強さが強調されてしまうのでは?と危惧していた1本であったのだが、なんとも芳醇且つ繊細。紅茶のような舌触りと、溶け込んだタンニンが心地良い。後に来るリと重ねれば、最高の味わいでした。

2本目は、CH.Haut-Brion 1985(PP95点)

やはり!オーブリオン、5大シャトー1の野性味。状態的には一番危うさを感じた一本であったが状態も本当にベスト!!正に飲み頃!っといったところか???

柔らかいホワイトアスパラガスの温製とリードヴォーのアンサンブル。 トリュフの香り漂う濃厚なソースが、ネットリしたリの食感と絶妙のハーモニー。春の香りが芳しい、ホワイトアスパラとオランデーズと共に美味しくいただけました。

3本目は、CH.Mouton 1986(これもPP100点!)
絶対にまだ固いだろ〜っと思っていたものの、2回のデカンタージュで最初から全開!

これは・・・・・・・・・・・。

なんも言えね〜。ムートン5大シャトーで一番裏切り続けられた印象が強かったが、これは・・・・・なんも言えぬ最高の状態でした。

フォアとセップの一皿と共に楽しみ。早くも全開に酔い、そして気分はも〜最高な私w

鴨フォアグラのエスカロップ セップ茸のソテー添え ソース・ヴェルジュ。一発目にセップ茸の食感と芳しい香りが印象的な一皿。フォアの濃厚な脂と、酸味ある林檎の味わいは、どう考えても好相性。

4本目は、CH.Lafitte Rothchild 1985(PP85点)

ここでラフィット!!もう少し早いタイミングで供されるボトルかと思っていたのだが確かにこのタイミング!ソムリエってすごいです。(私もなんちゃってソムリエですが・・・。)

5大シャトーで最も信頼感の高いワインですね。小鳩と共にいただきます。

仔鳩の軽い燻製 グリーンアスパラガス添え モリーユ茸のムースリーヌソース。 セッボ〜ン!!火入れの素晴らしさはもちろん、軽く薫香で燻された、旨味の塊となった一皿。

これほどの鳩はそうそう食えません。そしてモリーユのエスプーマ風ソースが皿が来た瞬間から、あたり一面に広がりました。まだまだボリューミーなラフィットの果実味と、鳩が最高マッチング。おれはも〜だめです。

5本目は、CH.Latour 1982(PP100点!)

キタ━━━\(`∀´)ノ━━━!!!! 夢にまで見た82ラトゥール。
82の5大シャトーなんて・・・・。ちなみにこちらのお店で戴くと、450,000円/本です。一口含みましたが、久々に涙がでそうでした。生き生きとした果実味。上品に溶け込んだタンニンは嫌味無く鼻腔から脳天に突き上げるかのような感動の味わいでした。

いやいや美味い。次は何時飲めるんだ・・・・・。

特選和牛ロース肉のロースト ボルドー風野菜のエチュべを添えて。確かに、ここまで肉で来たらこの時期なら も〜和牛しかないでしょう!濃厚な脂分を、少な目のポーションで補っていてバランスも絶妙。シンプルなソースがワインをより一層引き立てます。

それと共に、アルザスのゲベルツ、ヴァンダンジュタルディブ(オソ摘みで糖度の高い甘口ワイン)でフロマージュを楽しみます。参加者の中にはワゴンに並んだフロマージュを「全種類!」オーダーしたツワモノもwwww

チーズに、ロックフォールと林檎の蜂蜜を頼んだ後、デセールは、マスカルポーネのドーム レモン風味 赤いフルーツのクーリー、ココナッツのサブレ添え。プティフールとエスプレッソで最高の食後感ソムリエのサーヴィスも素晴らしく、全てのワインの状態がソムリエ「太鼓判」パーフェクト!

この店のサーヴィスは本当に気持ちが良いです。これほどの食事は、生きているうちにあと何回出来るのであろうか??

とにかく、人生の中で3本指に入る最高の食事でした。

ちなみに、食後は葉巻&食後酒タイム。その後・・・・・・・。

焼肉食いにいきました・・・・・・。

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